PDM導入事例6(業種:設備機械、売上:300億)
2020年7月14日配信
<PDM導入の目的>
- 流用設計、バリエーション設計の効率化
- PDM上でE-BOM設計し、ERPに調達情報を送信
(1) 成功の要因
- 設計・技術に詳しい社員がリーダとなって導入を促進
- パッケージの標準機能を理解し、必要な箇所に的をしぼってカスタマイズ
(2) コネクテッド製品が選択された理由
- パッケージは全て自社開発しておりカスタマイズも含めてスピーディな立ち上げが可能と考えられた。
- ERP(SAP)連携している他社事例を確認できた。他社の導入リーダを紹介してもらって実際に話を聞けた。
(3) PDM導入前の状況
- 設計者はExcelで部品表を設計してERPにデータを入力していた。
- Excelファイルに各自の流用設計知識が蓄積されており共有が難しかった。また版管理も不十分。
- ERPへのデータ投入と結果の参照の手順が難しかった。
(4) カスタマイズ内容
- E-BOM -> M-BOM変換
- ERPへ調達情報を自動送信
- 部署ごとにBOM編集できるタイミングと範囲をロック
- 出図(PDF出力)時に日付などが入った出図印を自動スタンプ
製品開発の業務フローで必須のシステムになっている。今後は海外の設計メンバーにも機能を公開し、グローバルにFullWEB-PDMを活用していく予定。