PDM導入事例5(業種:家電メーカ、売上:5000億)
2020年7月7日配信
<PDM導入の目的>
- 製品データを一元管理し様々な部門から検索可能にすることで、開発部門への問い合わせ削減
- 設計完了後のマスタ更新を流用設計する資料に反映できる仕組みの構築
(1) 成功の要因
- 立ち上げに必要な機能に絞ってStep1として開発した
- Step1で明確になった課題から優先度の高いものをStep2として開発した
- 入力エラーは見える化するが、致命的な問題以外はユーザの判断で処理を進められる仕様とし、イレギュラーな運用に対応した。
(2) コネクテッド製品が選択された理由
- FullWEB導入済み企業の知人からの紹介。
- 課題であったシリーズ製品の管理を行っている事例も確認できた。
(3) PDM導入前の状況
- 部品のデータベース化が不十分で情報が不足していた
- 製品シリーズごとにExcelで管理されており、検索性が悪かった
- 設計変更時にマスタ変更の反映漏れが発生することがあった
(4) カスタマイズ内容
Step1
- 登録する部品表(Excel)を解析してBOM更新とシリーズ商品の紐づけ
- マスタと連動した単価明細書の自動生成
- 構成承認時の自動スナップショット作成
- 構成マスタ連携
Step2
- 添付ファイル一括登録・更新コマンドの開発
- サーバ処理のステータス表示
- 単価明細書の出力改善
製品データベースが出来上がり、他部門からの活用が広がっています。
また次の Step の計画もあり、今後も改善を重ねていく予定となっています。