PDM導入事例3(業種:化粧品メーカ、売上:500億)
2015年7月9日配信
<PDM導入の目的>
- 化粧品バルク処方開発情報の管理
-処方パターンとその結果およびその履歴の登録
-関連ドキュメントの紐付け
-マトリクスによる処方パターン作成
- 柔軟な検索機能による蓄積したノウハウの再利用促進
-構成を横断した複合検索
-検索結果から処方確認と流用
- 関連部署との連携
-各種依頼書類の自動生成
-薬事申請書類用データの出力
-工場からの直接参照
(1) 成功の要因
- 研究所の担当者が明確な完成形をイメージしていた。
- 情報システム担当者はエンドユーザ、システム双方の立場を理解して落としどころを見極めた。
- 優先度を明確にして必要な機能から実現した。
(2) コネクテッド製品が選択された理由
- 必要な機能が揃っており、カスタマイズに短期間で対応できる
- 構成管理とドキュメント管理がきれいに連携
- 必要があればパッケージの拡張も可能
(3) PDM導入前の状況
- 研究所と工場のやりとりは電話とメール主体
- 量産開発のドキュメントはファイルサーバ管理
- 生産システムへのデータ再入力
(4) カスタマイズ内容
- 入力支援(標準の BOM Editorを拡張)
- バルク検索(専用の検索画面)
- 流用登録・パターン登録機能
- 含有率計算、規制チェック機能
- 各種出力機能(全成分リスト、薬事申請データ)
- 帳票出力(16種類。エンドユーザによる追加可能)
- 生産システム連携(開発中)